打ち放し仕上げ
コストダウンのため、打ち放し(打ちっぱなし)仕上げを検討した。
- 無断熱でコンクリート内外打ちっ放し
メリット
- RCとしては低コスト(断熱材、仕上げ材と工事を省くため)
- 化粧ではない本物の素材感(コンクリートは日本の感覚風土に合い、高度経済成長の歴史も感じさせ、現代和風建築と言われる)
- 内外温度差がなく、結露しない。ただし夏型結露は例外。
デメリット
- コンクリート施工時の仕上がりのムラが隠せない
土木仕事なので、あまり精度を期待してはいけない
- 防水性が脆い・同時に乾燥劣化しやすい
- 紫外線劣化、排気ガスや酸性雨で中性化進行早い
- 環境温度差による熱膨張収縮でクラック進行が早い
- 冷暖房費、多大。
- 音の反響が大きい
- 筐体内断熱でコンクリート内外打ちっ放し
メリット
- RCとしては低コスト(仕上げ材と工事を省くため)
- 化粧ではない本物の素材感(コンクリートは日本の感覚風土に合い、高度経済成長の歴史も感じさせ、現代和風建築と言われる)
- 断熱部に湿度差、湿度供給なく結露しない。ただし夏型結露は例外。
デメリット
- コンクリート施工時の仕上がりのムラが隠せない
土木仕事なので、あまり精度を期待してはいけない
- 防水性が脆い・同時に乾燥劣化しやすい
- 紫外線劣化、排気ガスや酸性雨で中性化進行早い
- 環境温度差による熱膨張収縮でクラック進行が早い。断熱は温度差を拡大し悪影響
- 内外の各コンクリートが薄くなり脆い。または壁が不要に厚くなる
- 音の反響が大きい
- 内断熱で建物外部打ちっ放し
メリット
- RCとしては低コスト(外壁仕上げ材と工事を省くため)
- モダンな見栄え
- 室内にコンクリートなく、荒が見えにくい
デメリット
- 室内は集合住宅風
- 断熱・気密材の、損傷や設計施工ミスや劣化により、冬季結露の心配がある(完璧に仕上げ、保つのはかなり手間)
- 紫外線劣化、排気ガスや酸性雨で中性化進行早い
- 温度差による熱膨張収縮でクラック進行が早い
- RC外断熱で、室内側打ちっ放し
メリット
- 室内仕上げ材を省いて低コスト
- 外壁材で、雨、紫外線、温度変化が防げる
- 温度が平均化し、熱膨張起因のクラック進行がない(内断熱+60℃⇔-5℃ / 内断熱+30℃⇔10℃)
- 輻射熱により、居住環境の向上(穏やかさ)
デメリット
- 外壁材分のコストUP
- 室内はかなり荒い仕上げとなる
- 音の反響が大きい
- 夏型結露の心配がある
まとめ
| RC断熱構造 | 打ちっぱなし面 | 結露防止 | 体感温度 | 光熱費 | 耐久性 |
| 無断熱 | 外観/室内 | ○ | ◎ | × | ○ |
| 筐体内断熱 | 外観/室内 | ○ | ○ | ○ | △ |
| 内断熱 | 外観 | △ | △ | ○ | △ |
| 外断熱 | 室内 | ○ | ◎ | ○ | ◎ |
コンクリート寿命を考えると、RC外断熱で室内側打ちっぱなし以外は、考えられない。
防水、クラック対策のメインテナンスの手間をなくせ、雨(酸性)、温度変化の影響による劣化の心配がなくなる。
内壁側を打ちっ放しとすればコストを抑え、室温と壁からの輻射熱が一定して環境の質が向上する。ただし熱容量が大きいので24時間空調が基本。